うつ病で疲れが取れない理由について

うつ病になると疲れが取れないのはなぜ?

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うつ病の代表的な症状として、倦怠感が挙げられます。睡眠時間は十分なはずなのに朝起きると疲れを感じる、日中どうしても眠い、夕方に向けてやっと動けるようになる、などです。

うつ病になると疲れが取れない理由として、自律神経のバランスが乱れていることが挙げられます。セロトニンやノルアドレナリンの不足により、朝になっても体にスイッチが入らないのです。

セロトニン不足は自律神経を不安定にする


セロトニンは、朝起きて、明るい光が目に入ってくると分泌され、交感神経を起こしてくれます。しかし、うつ病の状態ではセロトニンがうまく分泌されず、朝になっても体は夜のまま、起きられない、という症状が出てくるのです。

その他、ノルアドレナリンも体にスイッチを入れてくれるホルモンですが、うつ病ではノルアドレナリンも不足してしまいます。そんなわけで日中だるさが続いてしまうのです。

セロトニン不足は睡眠不足を招く


うつ病ではセロトニンが不足状態にあります。セロトニンは朝多く分泌され、夜に近づくにつれメラトニンへと変化し、眠気を起こさせます。つまり、夜眠くなるためにはメラトニンが必要で、メラトニンを増やすためには原料であるセロトニンが必要、ということになります。

うつ病では夜になっても十分なメラトニンが生産されないため、だるいのに寝付けない、という状態が生じるのです。また、メラトニンが足りないと深い睡眠を取ることができず、夜中目が覚めてしまったり、朝方早くに目が覚めてその後寝られなかったり、といったことも起こります。

夜中に良質な睡眠がとれないため、睡眠時間は足りているはずなのに疲れが取れない、という状況が生じ得ます。

睡眠剤を飲むのもひとつの手


うつ病を治すためには休養が大切です。あまりにも眠れず、疲れているなら主治医にそのことを話し、眠剤を処方してもらうのもいいでしょう。また、知っておきたいこととして抗うつ剤の副作用で眠れなくなる、ということもあります。

薬でセロトニンを増やしているため、夜になっても体内にセロトニンが存在しており、寝付けなくなるのです。不眠で辛いなら、薬を替えるという選択肢もあります。


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