うつ病になった時の脳の状態について

うつ病になった時の脳の状態とは?

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うつ病が発生している時の脳の状態は、エネルギーが欠乏して働きが弱くなっている、と言えます。外部からのストレスにより、脳の視床下部(自律神経をつかさどる部分)が刺激を受け、体を危険に備えさせますが、ストレスが長期にわたって続いた場合、視床下部は刺激を受け続けて過剰に働いてしまい、これがうつ病を引き起こすといわれています。こうしたストレスによる脳の反応をストレス反応といい、セロトニンやノルアドレナリンなどのホルモン分泌のバランスを崩してしまいます。短期であれば問題はなく、むしろ脳にとって必要なことなのですが、限度が過ぎてしまうと疲労し、長期の休息が必要になってしまいます。

うつ病の脳を近赤外線でみると…?


近赤外線を使うと、脳内の血流量が分かります。ちなみに人体に害はありません。脳は何かを考えるとき、血流が良くなるのですが、うつ病の人の脳を近赤外線で調べると、血流が悪くなっていることが分かります。

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うつ病の状態では脳の働きが弱くなっているため、集中力に欠けたりうっかりミスをしやすくなったり、話し方や行動がゆっくりになったりします。

その他の脳の特徴


うつ病が発症している時の脳は、前頭前野と海馬の血流が減り、萎縮が見られることがあります。するとどんなことに支障が出てくるのか、それぞれの脳の働きを列挙したいと思います。

前頭前野
集中力、注意力、思考力、コミュニケーション能力、感情の制御、行動の制御、意思決定、判断、記憶のコントロールなど。

海馬
一時的な記憶をつかさどっている部分です。昔のことは思い出せてもたった今のことが思い出せない、ということが起こります。同時に2つ以上のことができなかったり、簡単な計算ができなくなったりします。

脳が委縮する、と聞くと元に戻るのかどうか心配になってしまうかと思いますが、脳は萎縮してもうつ病が治れば元に戻ります。安心してください。


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