うつ病と不眠の関係について

うつ病になると不眠になるのはなぜ?

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うつ病になると、9割の人が不眠をうったえるようです。その理由は、うつ病の原因となっているセロトニン不足と関係があります。セロトニンの不足に伴って、睡眠ホルモンといわれるメラトニンも不足し、不眠を招くのです。以下、詳しくお話します。

セロトニンとメラトニンの関係


まず、セロトニンとメラトニンにはそれぞれどんな役割があるのかお話します。セロトニンはいわば昼間のホルモンで、朝起きた時に太陽の光が目に入るとたくさん分泌され、交感神経を優勢にします。その結果、心拍数や血流が速まり、元気ややる気がわいて来たりと、精神にもよい影響を及ぼします。

メラトニンは夕方になると増えてくるホルモンで、原料はセロトニンです。つまり、朝分泌されたセロトニンが、夜に近づくにつれメラトニンへと変化します。メラトニンはいわば夜のホルモン。睡眠ホルモンとも呼ばれ、副交感神経を優勢にします。その結果、心拍数や血流はゆっくりになり、深部体温は下がり、精神状態はリラックスし、眠くなってきます。深い良質な睡眠に、このメラトニンは欠かせません。ところが、メラトニンの原料であるセロトニンが不足すれば、メラトニンも生産量が減ってしまいます。うつ病とは、セロトニン不足によって引き起こされるもの。うつ病になれば、不眠になるのもこうして理解できます。

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うつ病による不眠を解消するには?


うつ病の改善に伴って不眠も解消されるはずです。逆に、不眠を解消しようとする努力によってうつ病の改善も速まるでしょう。上記で説明したとおり、不眠を解消するためには睡眠ホルモンメラトニンを十分に生産することが大切で、そのメラトニンを増やすには、原料であるセロトニンの分泌を促すのがカギとなります。セロトニンが増えれば、不眠もうつ状態も改善される、ということになるのです。

セロトニンを増やす方法


朝日を浴びるとセロトニンの分泌は高まります。朝起きたらまずカーテンを開けましょう。雨や曇りの日でも、セロトニン分泌に必要な量の光は地上に届いています。セロトニン分泌にリズム運動が効果的です。ウォーキング、自転車、縄跳びなど、やりやすいものから始めてみましょう。

メラトニンを増やす方法


寝る3時間前からは強い光を浴びないようにしましょう。コンビニやドラッグストアなどの蛍光灯は明るすぎるため、夜なのにセロトニンが分泌されてしまい、寝つきが悪くなります。朝分泌されたセロトニンを順調にメラトニンへと変えるため、夕方以降は暗めの照明を使うのがベスト。テレビやパソコンの光も要注意です。その他、午後以降はカフェインを控えること、リラックスを心がけることも効果的です。


PS.不眠症の改善に効果のある方法はたくさんあります。興味のある方は、以下のサイトを参照ください。

不眠症を治す方法 - 睡眠薬に頼らなくても不眠症は必ず治る!


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