うつ病と自傷行為の関係について

うつ病になると自傷行為をするのはなぜ?

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近年増えているといわれているリストカット。これは自殺目的ではなく、自己嫌悪や心の痛みゆえに自分自身を切りつける行為です。身体を傷つけて心の痛みを緩和させるのです。

死にたいのではなく生きたいから自傷行為をする


手首にカッターナイフの跡があると、自殺願望があるのかと思いがちですが、多くは心の苦しみを終わらせて生き続けるために自傷行為をします。自傷行為をするようになった人は、言葉にはできない精神的な苦痛を抱えていることがほとんどで、身体的な痛みによって精神的な苦痛を和らげようとしているのです。うつ病の人が自傷行為をしているなら、それだけ心が苦しいということです。

うつ病の人の自傷行為に気づいたらどうするか


自傷行為をしている人にとって、それを「もうやめるように」と言われるのは辛いことです。それはあたかも、悲しくて泣いているのに「泣いてはいけない」と言われているようなものなのです。

しかし、自殺するつもりはなくても自傷行為は危険なことには変わりありません。実際、リストカットしようとして傷が深くなり、危うく命を落としそうになったケースがあります。ですから、身近な人が自傷行為をしているならできる限り寄り添い、助けましょう。

自傷行為をしている人は、自分を理解してくれる、信頼できる人を必要としています。うつ病の人が自傷行為をしていることに気付いたなら、穏やかな口調で「気持ちを話したくない?」と持ちかけることができます。

うつ病の人が話し始めるならじっくりと話を聞き、気持ちに理解を示すようにします。同意できないことがあっても否定的なことは言わないようにしましょう。うつ病の人は話しながら自分の気持ちを整理でき、気分が軽くなることがあります。

うつ病が軽い場合には、自分の気持ちをノートに書いてみるよう促すこともできます。これは自分の気持ちを言葉にする練習になり、自分を見つめ、客観的に見る助けになります。


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