うつ病と遺伝の関係について

うつ病は遺伝するのか?

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親や兄弟など近い親族にうつ病の人がいる場合、うつ病発生率は1.5〜3倍と高くなることが分かっています。そのため、うつ病発症には遺伝的な要因も絡んでいると考えられています。

しかし、うつ病を発症させる特定の遺伝子が存在しているというわけではないため、あくまでもうつ病になりやすい体質が遺伝する、と考えることができます。それは例えば、高血圧になりやすい家系、糖尿病になりやすい家系があるのと同じです。

脳の特有な形によるうつ病がある


脳画像研究により、うつ病患者に多い所見として、前頭葉と小脳の委縮が確認されています。しかし、この萎縮がうつ病とどう関係しているのかは未だ研究中となっています。

うつ病になりやすい性格の遺伝


うつ病患者の統計から、うつ病になりやすい性格が分かっています。性格はある程度遺伝しますが、そういう性格だからといって必ずうつ病になるかというとそうでもありません。実際に、一卵性双生児の片方がうつ病にかかっても、もう片方は一生うつ病にならないことがよくあります。

うつ病になりやすいとされている性格は、生真面目、完璧主義、凝り性、頼まれたら断れない、自分を捨てて人のために尽くす、などです。共通点はストレスを抱え込みやすいことです。

うつ病にならないために


家系にうつ病の人がいるからと言って絶望的になることはありません。まだうつ病になっていないなら、あるいはまだ軽度であるなら、いろいろと対策を打つことができます。

うつ病の始まりは朝起きにくくなること、夜寝付きにくくなることです。これがしばらく続くと今度は日中だるくなってきます。それを放っておくと頭痛や吐き気、極度の倦怠感など、身体症状が出てきます。

こうなったら既に遅く、しばらくの休養と薬の服用が必要になってしまいます。朝起きられなくなった時点で改善策を練りましょう。週末などの休みを利用して1日中自分のためにぐっすりと休みましょう。夜は早めに就寝するようにします。ストレスはできるだけ抱えないよう、工夫をしましょう。


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