うつ病で絶望感に苛まれる理由について

うつ病になると絶望感に苛まれるのはなぜ?

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うつ病とは、神経伝達物質が足りなくなっている状態です。セロトニンやノルアドレナリンなどの、いわば幸福感ややる気を引き起こす神経伝達物質が欠乏しているため、楽観的な気分になれず、絶望感に苛まれてしまうのです。

神経伝達物質と気分の関係


神経伝達物質とは、脳内のシナプス間で情報のやり取りをするときに使われる物質で、50種類ほど確認されているといわれています。

そのうち、働きがよく分っているのは20種類ほどで、うつ病の治療において注目されるのは3種類です。その3種類とは、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンです。これらの神経伝達物質がどのように気分に影響を与えているのかお話します。

セロトニン

精神状態を安定させ、意欲を起こさせてくれるホルモンです。セロトニンはノルアドレナリン、ドパミンの働きを適度に保ってくれます。

ノルアドレナリン

交感神経のスイッチを入れてくれる物質です。注意力や判断力を高め、作業効率を高めます。ただし、セロトニンによって抑制されないと緊張や興奮状態が続き、イライラしたり衝動的になったりしてしまいます。

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ドーパミン

快感、意欲を起こさせてくれるホルモンです。楽しかった、という感覚はドーパミンが引き起こしています。そして同じことをまたやりたくなるのです。もっと上手になりたい、没頭したい、と思わせてくれる物質です。

3つの神経伝達物質はバランスが大事


上記、精神状態の安定に欠かせない神経伝達物質についてお話しましたが、この3つはバランスを保って初めて精神を良好に保ってくれます。

やる気や意欲を起こさせるためにはノルアドレナリンやドーパミンが必要で、セロトニンがブレーキをかけてくれなければイライラやストレスにつながってしまうため、精神の安定にはセロトニンの働きも必要、ということです。

絶望感に苛まれたらどうすればいい?


それがうつ病によるものなら、ともかく病院に行き、薬を処方してもらってきちんと飲みましょう。そしてしっかり休みましょう。何よりも睡眠、休養を優先するようにします。うつ病は徐々に良くなってきます。

そうすれば、自然と絶望感は軽くなってくるはずです。うつ病時の絶望感は病気による一時的なものなので、この時に大事な決定を下さないようにしましょう。生きる力がなくなってしまったように思えても、うつ病は必ず良くなります。今はともかく薬を飲み、十分に睡眠をとりましょう。


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