うつ病になると太る理由について

うつ病になると太るのはなぜ?

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うつ病になったころから体重が増えて止まらない…、という声をときどき聞きます。うつ病になったら必ず太る、とは限りませんが、うつ病と体重増加には確かに因果関係があるようです。一つには、うつ病が過食を促すことがあること、別の要因として薬の副作用が挙げられます。ひとつずつ解説します。

過食を引き起こすうつ病


一般的なうつ病はたいてい食欲が減退して体重も減ります。一方で、セロトニンの減少によって満腹中枢への刺激がなくなり、満腹感が味わえず、食べ過ぎてしまう、というケースもあるようです。また、非定型うつ病は食欲を増進させる傾向があることが分かっています。非定型うつ病とは、抑うつ状態や極度の疲労感が2週間以上続くものの、何か自分が好きなことをしているときは気分が晴れる、というもの。ちなみに一般的なうつ病は何をしても気分は晴れません。

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非定型うつ病の場合、過食になり、体重が増加するケースが多いです。睡眠に関しても、一般的なうつ病は不眠になるのに対し、非定型うつ病では過眠の傾向が見られます。うつ病に体重増加を伴う場合、糖尿病など生活習慣病を併発しやすくなるので注意が必要です。

薬の副作用による体重増加


向精神薬などの薬の多くは、副作用として食欲増進や体重増加があります。これはセロトニンとドーパミンのバランスが変化することによる副作用です。ドーパミンはやる気を起こさせたり気分を高揚させたりしますが、同時に食欲も刺激してしまうのです。ドパミンが多すぎると、どうしても何かが食べたくなったり、食べ始めたら止まらない、といった状態になってしまいます。更に、うつ病の薬で太ってしまう別の原因として、代謝が落ちることが挙げられます。うつ病の薬は精神の鎮静作用があるものがほとんどです。すると副交感神経が優勢になり、代謝は落ちるのです。

うつ病で太ってしまった場合の対処法


うつ病で食欲が増進している場合、我慢するのはなかなか難しいでしょう。何かカロリーが低いものを常備しておくようにしましょう。また、水分をよく摂るように心がけ、できるときには体を動かしましょう。


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